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平成30年(2018年)報恩講 開催のお知らせ

日時 平成30年(2018年) 10月28日(日曜日)
法要開始 午後1時より(終了 午後4時)
場所 西来寺 本堂

《 記念講演 》
ひろさちや氏 講演
講題:仏教伝来 聖徳太子から一気にまいります
講演開始 午後2時15分

一般の方で聴講をご希望の方

参加費:1000円

往復はがきでお申込みください。
応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。

<往信面>
〒238-0051
横須賀市不入斗町3-38
西来寺「報恩講実行委員会」宛

・ご住所
・お名前(代表の方)
・年齢(代表の方)
・ご参加人数
・電話番号(当日のご連絡用)

<返信面>
代表者様のご住所・氏名を明記してください。
※文面は白紙でお願いいたします。

当日は混雑が予想されるため、お立ち見となってしまう可能性がございます。あらかじめご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

真宗大谷派 西来寺 平成30年報恩講記念講演真宗大谷派 西来寺 平成30年報恩講記念講演

平成30年真宗大谷派 西来寺 報恩講 記念講演によせて

わたしたちの仏教を紐解く

聖徳太子って何をした人なのかすぐに答えられますか?「昔のお札の人」としか答えられない人が多いそうです。
実は聖徳太子は日本の仏教史においてとても重要な人物です。そこで今年の報恩講ではひろさちや先生に『日本の仏教』というテーマでの講演をお願い致しました。

日本の仏教がはじめはどういったものだったのか、どのようにして民衆のものになっていったのか、情報が溢れ、嘘が溢れ、何が本当か分からなくなっている今の時代。そんな今だからこそ、仏教の歴史を振り返り、今私たちの触れている仏教とは何なのか一緒に確かめていきたいと思っております。

ひろさちや先生の報恩講記念講演も今年で3回目となります。昨年・一昨年と大好評で再演のご要望が多く、本年もご講演をお願い致しました。今回も私たちが毎日の生活の中で、忘れている大切なことを気付かせてくれるようなお話しをしてくださることと思います。

ひろ先生は著書の『日本仏教史』の中で次のように仰っています。「わたしたちは趣味で仏教を学ぶのではありません、仏教を生きるために仏教を学ぶのです」皆様、是非ご参詣ください。

西来寺

ひろ さちや氏 プロフィール

仏教を中心に宗教をわかりやすく説き、多くの人々の支持を得る。宗教思想の研究、講演などに活躍。

1936年 大阪市に生まれる
1960年 東京大学文学部インド哲学科を卒業
1965年 同大学院博士課程を修了

著書
「狂い」のすすめ(集英社)
釈迦とイエス(新潮社)
ひろさちやの般若心経88講(新潮社)
仏教に学ぶ老い方・死に方(新潮社)
ポケット般若心経(講談社)
仏教はじめの一歩(春秋社)
「いいかげん」のすすめ(PHP研究所)

など500冊以上

佐々木正先生の講演会『浄土真宗はじめの一歩』報告

佐々木正先生

去る8月4日に『浄土真宗はじめの一歩』を開催いたしました。
この講座は日頃行っている勉強会とは視点を変えて「仏教は難しい」「お寺は近づきにくい」と思っている方に向けて内容を考えた入門講座として開催しました。

最初に西来寺坊守が先生役になり、お念珠の正しい持ち方を皆さんに説明いたしました。
「輪の中に両手を通し、親指と人差し指で挟むように持ち、房が下に来るように持つ」のが基本です。
「はじめて知った」「何度聞いても忘れちゃう」という感想が聞かれました。知っているようで自信がない方が多かったようです。改めて教わる機会が無いですものね。

次に皆さんで『正信偈』を唱和しました。
最初は家で声に出して『正信偈』をよむのは、なかなか難しいかもしれませんが、真宗門徒の基本として大切なお経です。お寺に門徒さんが集まった時に、親しんでいって頂きたいと願っております。

続けてお内仏の説明を住職が致しました。
お内仏にはどんなものを置くか、いつ開け閉めするか、鈴はいつ鳴らすのか等、お内仏の基礎的なことをお話ししました。「お位牌はどこに置くのが正解ですか?」など参加した方から活発に質問もあり、勘違いしていたこと、知らなかったことがたくさんあったようです。ちなみに真宗ではお位牌の代わりに過去帳を使います。
お内仏については今後も講座を開催したいと思っております。

後半は佐々木正先生にご講義頂きました。
講演始まってひと言目に「皆さんお昼も過ぎて、眠たくなってくる時間ですから、そんな時はどうぞ眠ってください。仏法は毛穴から染み込むというので、毛穴を信じてどうぞ眠ってください」という佐々木先生のおおらかな空気にリラックスしてお話を聞ける時間となりました。
内容は仏教の始まり、お釈迦様の出家の話から、大乗仏教が始まる歴史、聖徳太子、法然上人、親鸞聖人の話、浄土真宗の話、様々な話をお話ししてくださいました。
講義をきっかけにこれから少しでも興味を持っていただければ嬉しく思います。

今回は浄土真宗はじめの一歩として開催しましたが、また二歩、三歩と歩んでいけたらと思っておりますので、またその機会がありましたらご参詣ください。

西来寺報 2018年 夏号

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帰敬式とは
 お剃刀り
 三つの髻(もとどり)
 名聞(みょうもん)、利益(りやく)、勝他(しょうた)

2018年のお盆日程
今年の報恩講は10月28日(日曜日)

帰敬式あれこれ
帰敬式を受けるまでの流れ

真宗入門講座やります
『浄土真宗 はじめの一歩』

忘れ物のお知らせ
四点杖・車椅子あります

上の画像をクリックするとご覧いただけます[PDF 1.9MB]

平成29年報恩講 ご報告

平成29年報恩講 西来寺

いや~今年の報恩講はすごかったです。台風22号直撃。警報が鳴り、雷が鳴り、前が見えないほど、本当にまるで壁のように雨がたたきつけて降ってしまいました。山門の階段は鯉が滝登り出来るほどの水量。

 そんな中でも1時間以上前から座って待ってくれている方もいたのですが、心の中では「本堂に五人ぐらいだったらどうしよう・・・」と悲しく考えていました。すると時間が迫るにつれ、ちょっとだけ雨の勢いがなくなり、御門徒さんが集まってきてくれ始めました。中には北海道から来てくれた方もいました。雨靴を履きずぶ濡れになりながらも皆さん来てくれたのです! 玄関は色とりどりの雨靴の展示場のような風景となりました。そしてまさかの(ほぼ)本堂満堂!奇跡としかいいようのない光景でした。

あのたたきつけるような雨の中果敢にも来て下さった御門徒の皆様、僧侶の方々、ひろさちや先生、そしてずっと支えて下さったスタッフの皆様、本当に有り難うございました。それも天気に文句を言った方はいなかったのです。

 私は今年の報恩講で、本当に多くのことを学ばせて頂きました。そしてその中でも一番に、人を信頼する有り難さ素晴らしさを学びました。今年の報恩講は私にとって忘れられないものとなりました。でも出来れば来年は晴れて欲しい・・・。

西来寺坊守 大塚睦子

―――【ひろさちや先生講演要旨】―――

阿保と馬鹿がどう違うか、これは馬鹿というのは問題が起きて、問題を解決しようしようとして失敗する。上手く解決できた人は賢い人ですね、しかし大抵の人は問題を解決しようとして失敗するんです。それが馬鹿ですね。
それに対して阿保は、問題がおきてもまぁええやんか、しょうがないな、問題がおきたままそのまま生活していれば、いつの間にか問題がきえている。これが阿呆ですね。

ですから、皆さんには阿呆になっていただきたい。馬鹿になってはいけませんよって話を今日したいわけですね。

では問題って何か?というと、大体3つですね。「貧」「病」「争」これが大体3つの問題です。

例えば「貧」について話すと、大体みなさん貧乏でしょう?
そこで貧乏だからといって、金持ちになりたいといってあくせくする人、そこでうまく金持ちになれた人はいいですよ。賢い人です。でも大体の人はならないですね。競馬やっても競輪やっても儲かりはしないわけで、100万円サラ金でかりて宝くじかっても6億あたらないですよね。金持ちになろうとして努力して失敗する人、それがバカですね。

大体、みなさんの年収じゃ飲まず食わずで貯めても5億もたまらないかもしれない。そんなら貧乏でいいじゃないですか、貧乏でも楽しくて、気楽にやって過ごせばいいわけですよね。だから皆さん金持ちになろうなんて浅はかな欲望を起こしちゃだめですよ。阿呆になって貧乏人のまま、楽しくいきればいいんです。

あくせく、イライラ、ガツガツ、これが今の日本人の生き方ですね。これだけ贅沢な生活をしていながら、まだ経済発展だなんてやってるでしょ。

馬鹿はあくせく、イライラ、ガツガツするんですね。頑張っていきてる。
阿呆はのんびり、ゆったり、ほどほどにと。このほどほどにっていうのが「いいかげん」ですね。いいかげんのすすめなんです。

だから私たちは、のんびり、ゆったり、ほどほどに、これがいいかげんですね。
そういう生き方、私そっちの方が好きなんですよ。阿呆な生き方ですね。皆さんにも是非阿呆になって楽しく生きていただきたいんです。

西来寺報 2017年 冬号

西来寺報2017年冬号

登高座について
柄香炉 / 持蓮華

行事のご案内 大晦日と元旦
除夜の鐘(大晦日)12月31日 午後11時45分
修正会(元日)1月1日 午前10時

【特集】平成29年 報恩講 報告
記念講演 ひろ さちやさん

坊守のちょっと裏話
登高座 オマケの話
草鞋 / 登高座に用いる畳の台

本のプレゼント

西来寺の参拝記念スタンプ

左の画像をクリックするとご覧いただけます[PDF 1.9MB]

平成29年(2017年)報恩講 開催のお知らせ

日時 平成29年(2017年) 10月29日 日曜日
法要開始 午後1時より(終了 午後4時)
場所 西来寺 本堂

《 記念講演 》
ひろさちや氏 講演
講題:いいかげん〜自然(じねん)〜を生きる
講演開始 午後2時15分

一般聴講ご希望の方:聴講料1000円(記念品なし)
往復はがきでお申込みください。
応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
〒238-0051 横須賀市不入斗町3-38 西来寺「報恩講聴講希望」宛


なむそのまんま、なむそのまんま

今、生きることに不安を抱えている人が多い時代ではないでしょうか。
少子高齢化、年金破綻、介護離職、近い未来の不安を煽る言葉をテレビや新聞で毎日のように目にします。老いの不安、健康の不安、死後の子供の不安。不安を上げればきりがなく、不安はさらなる不安を招きます。
生き甲斐がない。心のよりどころがない。どうしたら私たちは救われるのか。そういった漠然とした不安を痛快に一蹴してくださったのが、ひろさちや先生です。
「なむそのまんま、そのまんま」という言葉を通して、私たちにそんなに不安にならなくていいんだよと語ってくださいました。私たちの不安は何なのか、日々どういう心で過ごしていけばいいのか、ひろさちや先生にお話ししていただきます。
昨年の報恩講の後に、数多くよせられた熱いご要望にお応えしまして、ひろさちや先生、西来寺報恩講で再演です!

真宗大谷派 西来寺 平成29年報恩講記念講演 真宗大谷派 西来寺 平成29年報恩講記念講演

ひろ さちや

仏教を中心に宗教をわかりやすく説き、多くの人々の支持を得る。宗教思想の研究、講演などに活躍。

1936年 大阪市に生まれる
1960年 東京大学文学部インド哲学科を卒業
1965年 同大学院博士課程を修了

著書
「狂い」のすすめ(集英社)
釈迦とイエス(新潮社)
ひろさちやの般若心経88講(新潮社)
仏教に学ぶ老い方・死に方(新潮社)
ポケット般若心経(講談社)
仏教はじめの一歩(春秋社)
「いいかげん」のすすめ(PHP研究所)

など500冊以上

西来寺報 2017年 秋号

no27_201709

真宗本廟収骨について
 須弥壇収骨(しゅみ だんしゅうこつ)

報恩講のお知らせ
 ひろさちや先生再演!

報恩講のボランティア募集

ひろ先生を迎えるにあたり
 坊守 大塚睦子

知っていますか?
 食前食後の言葉
 御蝋燭の色について

上の画像をクリックするとご覧いただけます[PDF 550KB]

西来寺報 2017年 夏号

西来寺報2017年夏号

法事をつとめる
・経教はこれを喩うるに 鏡の如し

帰敬式(ききょうしき)の冊子

お知らせ
今年の報恩講は10月29日(日曜日)

2017年のお盆日程
新盆 7月8日
お盆 7月13日〜7月16日
旧盆 8月13日〜8月16日

知っていますか?
法事と御供物

報恩講のボランティアスタッフ募集

上の画像をクリックするとご覧いただけます[PDF 480KB]

西来寺報 2017年 春号

西来寺報2017年春号

花まつりのこと
・灌仏会(かんぶつえ)
・天上天下唯我独尊

第3回寺子屋のご案内

平成29年(2017年)年回表

門徒さんの銭湯に行こう
あたり湯さんインタビュー
⇒インタビューロングバージョン

春のお彼岸
2017年3月17日(金曜日)〜23日(木曜日)
本堂受付は、20日(お中日)まで

・お彼岸参りをしています。(坊守)
・お彼岸の間、読書家であった先代住職の蔵書の一部を本堂に置いてあります。

上の画像をクリックするとご覧いただけます[PDF 497KB]