人生とは人との縁である 〜 一商人の歩んだ道 〜
平岡 増雄
皆さんは衣笠商店街に行ったことがありますか? 商店街には「三雄堂」という本屋さんと「おもちゃの王様」という玩具店があります。2店とも初めて訪れたとしてもなぜか懐かしさを感じてホッとできるお店です。今回お届けする「一商人の歩んだ道」は両店の創始者である平岡増雄さんのいわば自伝です。
この本は2019年の西来寺報の取材がきっかけになってできました。本書を読むと昭和、戦後の経済成長といった独特の時代のうねりが聞こえてきます。そして人の強さ、温かさ、繋がりの有り難さが心に染み入ってきます。忘れかけていた感覚が息を吹き返してきます。
令和3年 春 発行
著者 平岡 増雄
A5版/82ページ
発行 西来寺
平岡 増雄(ひらおか ますお)
昭和2年(1927)横須賀生まれ
豊島小学校、横中(現在の神奈川県立横須賀高等学校)就学
太平洋戦争時、横須賀市内で学徒勤労動員を経験
終戦後、商人としての道を歩む
現在 合資会社 三雄堂書店、有限会社 おもちゃの王様 会長