投稿者「san」のアーカイブ

過去帳について

 真宗大谷派では、過去帳を用いお位牌は作りません。過去帳は様々な大きさがありますので、ご自分の家のお内仏の大きさに合わせて下さい。

お内仏について

 「家が狭くて大変です。最低限何をそろえれば良いのでしょうか?」という質問を受けることがあります。どうしてもという場合、「ご本尊(これはお寺から受けて下さい)、三具足、過去帳」は先ずそろえて下さい。あとは徐々に揃えていきましょう。

合掌・お焼香の作法について

 まず、焼香台の前に進み、正座をします。次に、ご本尊を仰ぎ見て頭礼(軽く頭を下げる)します。右手で香をとり、焼香を2回します。この時に香を頂く(頭の所に持ってくる)ことはしません。そして右手で香の乱れを直し、合掌礼拝します。
 正しい合掌礼拝の姿勢は次の通りです。背筋をのばし、両手にお念珠を掛け、みぞおちのあたりで自然にあわせます。視線はご本尊に。「南無阿弥陀仏」と数回称えましょう。最後に礼をして静かに席に戻ります。尚、どちらのお寺にお参りをしても、ご自分の宗派のやり方でお参りをして下さい。

お念珠について

 お参りするときに必ず手にしなければならないのが、お念珠です。念珠の珠の数は一〇八つの煩悩の数で、(親玉と四天の珠を除き)一〇八つが基本ですが、日常ではその半分の五十四個や二十七個、八個となります。必ず左手に持ちます。一輪と二輪がありますが、合掌の時は両手に掛け、一輪は房が下になるように、二輪は房が上になるように持ち、房は左に下げます。

お布施の袋に何と書いたら良いのでしょうか

 よく皆さんからいただく質問に、「袋の表には何と書いたら良いのでしょうか」というものがあります。
 いろいろな言葉がありますが、法要の際は、「お布施」と書いて下さい。また、彼岸などの付け届けは「志」「上」「お布施」と書いて下さい。法要の際のお茶代は「お寺詣り「お茶代」となります。

回忌について

 七七日(四十九日)の法要後は百ヶ日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌となり、それ以降は五十年毎のおつとめとなります。
 一周忌は亡くなられて一年目、三回忌は二年目となります。これは亡くなられた年を一に数えて「数え」で繰っているためです。

法名について

 真宗大谷派では法名といい、戒名とは言いません。法名とは仏教に帰依し、仏道生活に入ったものがいただく名前です。本来は帰敬式(おかみそり)を受けていただくものですが、生前にその機会のなかった人には亡くなったときに法名を頂きます。
 真宗の法名は、男性の場合「釋○○」になり、女性の場合「釋尼○○」となります。釋の字は仏教の開祖の釈迦牟尼如来の釋です。また、院号法名とは、頭に「○○院」と書かれた法名で、特に仏教に功績のあった人などにつけられます。

本堂、廊下の改修工事 2011年10月竣工

宗祖親鸞聖人が弘長2年(1262)11月28日に遷化されてから750年遠忌を迎える記念の年、平成23年に向けて、本堂・廊下の改修工事をおこない、平成24年2月22日に竣工。本堂、廊下の改修工事は平成24年10月11日竣工。

平成23年 本堂改修工事1

平成23年 本堂改修工事2

工事写真

西来寺誌

西来寺誌

大塚山 西来寺誌
宗祖親鸞聖人 七百五十回 御遠忌
西来寺創始 千二百年記念

発行日 2012年 10月28日

著者
上杉 孝良氏(うえすぎ たかよし)
真鍋 淳哉氏(まなべ じゅんや)

写真
駒澤 琛道氏(こまざわ たんどう)

全128ページの本のダウンロードです。
容量は12MB、少々大きめなのでダウンロードに時間がかかります。
(PDFは画像化しているので読み上げには対応してません)

西来寺誌_目次2西来寺誌_目次1